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秀峰:今はほんとにハザマで、何がいいってのは言えないんですよね。

ふかみん:明確なのは、今の出版モデルが沈没しかけているということですよね。ただ、次が見えないから、次どこにいこう、何をしたらいいんだ、というところで皆迷ってる。わからないから踏み出せない。踏み出せないから、こちら側の『出版社丸』に乗っている状態なわけで。

秀峰:乗っててもなにも良い事ないんですけどね。

ふかみん:いうても、まだ原稿料も出るし、単行本を出すチャンスはあるわけですよ。そっちに乗っかっておけば。

秀峰:どうですかね。電子出版時代に向けて、出版社は今、ものすごく”あくどい”契約書をつくってるんですよ。

ふかみん:どんな内容ですか?

秀峰:電子出版に関する印税は一律15%にする、とか。出版から電子出版まですべて包括し独占的に配信できるようにする、とか。

ふかみん:紙の出版だと、印税は10%ですよね。

秀峰:印刷する必要もないし、トラックを走らせる必要もないのに、15%なんですよ。

ふかみん:秀峰さんの紙の単行本のときの印税は? 普通は10%ですよね。

秀峰:11%です。むちゃくちゃモメて、やっとそうなりました。

ふかみん:基本的に横並びなんですか。

秀峰:そう言われてて、例外はない、という話だったんですけど、少女誌掲載の漫画など売れにくいものの場合は8%など、下げる場合はあって。下がるのはあったんですけど、上がるのはなかった。

ふかみん:モメないと上がらない、と。